住宅の防犯、次に狙われるのは、あなたの家です!
講師の犯罪アナリスト 梅本正行先生
「住宅でおこる犯罪なにがあるか分かりますか」
そのような質問で始まる研修でした。
空き巣、強盗、放火、etc。ハッキリ言ってかなり多くの犯罪があるのに、
驚きました。
「犯罪が起こり難い住宅をお客様に建ててあげてますか?」
頭をハンマーで殴られたような質問でした。
正直、防犯に重点を置いて住宅を設計してきませんでした。
デザイン、住む人の使い勝手、あるいはコスト重視の設計ばかりに気を取られ、
本当の安全を考えて無かった事を気づかされました。
「犯罪に遭われた家の人に言っています。泥棒に入られる様な住宅を造った工務店を訴えてください」
確かにそうです。
家族楽しく幸せに暮らそうと思って建てたマイホーム、
それが犯罪者から狙われ易いものであったら、考えただけでもゾッとします。
防犯とは高いセキュリティーシステムを入れることばかりでなく、
住まう人が防犯意識を高めていただけるようなアドバイスしていかなくてはならないと使命感の様なものが湧いてきました。
又、住宅を造るということに付いてくる責任の重さを改めて考えさせられた研修会でした。