通気断熱WB工法

通気断熱WB工法  通気断熱WB工法でつくる自然呼吸の家

日本建築は、高い湿度・四季の温度差という、建築物にとってきわめて厳しい条件下で木の持つ特性を存分に活かして発展した建築技術です。通気断熱WB工法の詳しい構造図はこちらをご覧下さい。
この優れた技術の中に、現代建築のめざす「健康・省エネ・高耐久」のヒントがあふれていました。「通気断熱WB工法」は、日本の伝統と最新技術が融合した「進化した在来工法」なのです。


通気断熱WB工法の仕組み 呼吸する住宅

通気断熱WB工法の仕組み 「通気断熱WB工法」が目指したのは、呼吸をする住宅です。

①「壁材に透湿壁材を採用」
②「部屋の壁と断熱材の間に通気層を設ける」
③「形状記憶合金」を用いた通気口の「自動開閉装置」

この3つの働きにより、夏や冬の気温の変化に自然に反応し、機械や電力などの力を借りずに、人間が、寒くなれば重ね着をし、暑くなれば薄着をし、寒さ暑さをコントロールするように。

● 夏は各所の通気口が自動的に開き、自然な通気を生む
● 冬は各所の通気口が自動的に閉じ、保温効果を高める

生活の中から出る湿気・臭い・化学物質をこもらせずに淀んだ空気を追い出し、 家に呼吸をさせることによって、家の中をいつも快適な温度・湿度に調節し住む人の健康が保たれる「健康住宅」が実現したのです。
「WB工法」の『W』とはダブルの通気層、『B』とはビルダーとブレス(呼吸)を表します。

特許技術の形状記憶式自動開閉装置

衣類の着脱に該当するのが、WB工法の特許技術である「形状記憶式開閉装置」です。WB工法の特徴 形状記憶式開閉装置ハットヘルス(特許)夏の暑い日には換気口に設置した形状記憶式自動開閉装置が開き、人が衣服を脱いだ状態になります。つまり、壁の中の通気層が冷却層の働きをし、部屋の中は外気温に直接暖められずに、涼しさを保つという仕組みです。
また、冬の寒い日には換気口が自動的に閉まり、人が重ね着した状態になります。壁の中の通気層が保温層になり、部屋は外の冷気の影響を直接受けず暖かさを保ちます。
「形状記憶式自動開閉装置」は、屋根の棟に取り付けられる『ハットヘルス』、軒の『ルーフヘルス』、壁内通気層の『バリアヘルス』、床下の『アンダーヘルス』など、通気の閉鎖と開放を実現する為に、配置されています。

室内空気循環装置『省エネ君ヨドマーズ』

室内の空気を対流させ、空気のよどみや床と天井の温度差を解消し省エネを実現してくれるのが、室内空気循環装置『省エネ君ヨドマーズ』(特許)と『室内対流扇』です。室内空気循環装置省エネ君ヨドマーズ(特許)一般的に暖かい空気は上に上がり、冷たい空気は下に下がります。天井付近と床では温度差が生じ、暖房時に足元が寒い、冷房時に足元が冷えることがあります。足元まで暖めようとすると、必要以上に光熱費がかりますし、部屋全体を快適な温度にするのは、困難です。
「省エネ君ヨドマーズ」は、天井部より壁に沿って気流を発生させ、床部の空気を吸い上げ、穏やかな対流を起こします。これにより、天井付近と床付近の温度差が解消され、部屋の隅々まで空気を対流できます。
光熱費の削減や、結露、カビなどを抑える効果も実証されています。一般の対流装置のように風を直接感じることもなく、消費電力は、弱回転で1日わずか8円程度とお得です。

人の健康を支える構造透湿気密

WB工法と高気密工法比較図 ホルムアルデヒドの時間変化 住宅は気密性を高めれば断熱性も高まりますが、家の“呼吸”が止められ空気が淀んでしまいます。 カビ・ダニの温床となるのはもちろん、建材に使用されている化学物質が溶け出しアレルギー・アトピー・ぜんそく・ 偏頭痛などの「シックハウス症候群」を引き起こします。

透過のチカラは、室内の有害な化学物質や臭いを湿気とともに透湿性の壁を透過して屋外へ排出する通気断熱WB工法独自の技術です。吸湿性に優れた土壁の原理を応用し、WB工法で建てた住宅の室内は、機械による室内換気をしなくてもホルムアルデヒドの濃度評価基準0.08ppm以下をクリアすることができました。
WB工法は「形状記憶式自動開閉装置」や「通気層」と「透湿壁」によって、つねに家全体で呼吸をし、家全体とそこに住む人の健康をまもります。

家づくりから考える地球の健康 LOHASロハス

地球環境保護と健康的な生活を最優先にする、新しいライフスタイル、LOHAS(ロハス)。
家づくりから考える地球の健康 LOHASロハスWB工法は、この「ロハス」と同じ考え方です。地球にやさしい家づくり。夏には通気性がよく、冬は高い保温性を発揮します。室内温度を効率よく調節できるので、冷暖房を過剰に使う必要はありませんので「省エネ・CO2削減・地球温暖化防止」へとつながっていきます。
今、私たちにできる身近なエコロジー。
WB工法は、これからの家づくりの形です。

通気断熱WB工法の考え方が国に認められました。国土交通大臣認定取得

通気断熱WB工法は、 建築基準法施工例第20条7項の規定による 全国初の国土交通大臣認定を取得しました。長野県で生まれた通気断熱WB工法は、今や全国へと広がる、安心の家づくりです。

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